飲食店を開業する方必見!!コンテナハウスの厨房防水施工
目次
飲食店舗のご依頼
今回は自宅横の空きスペースに店舗を設置したい。というご依頼でした。
店舗はお弁当屋さんで調味料などの販売も並行して行うそうです✨
素敵なご計画ですね!!
食べ物を扱う店舗ですので営業には保健所の許可が必要となります。
(飲食店営業許可や食品販売許可などいろいろ…)
施設基準では床・壁・天井は清潔さを保つため容易に洗浄可能な材質であることが必須です!!
特に床は不浸透性材料の使用が指定されています(>_<)
(取り扱う食品や業態により不浸透性材料以外でもOKな場合もあります。)
今回はそんな施設基準をクリアした防水施工にフォーカスを当てていきたいと思います♪
1、飲食店の施設基準とは
上にも記載いたしましたが、飲食店は厚生労働省が定められた基準をもとに施設の内容を決めます。
施設基準の共通事項として防水に関わる部分を一部抜粋して記載します。
①床面、内壁及び天井は、清掃、洗浄及び消毒を容易にすることができる材料で作られ、
清掃等を容易に行うことができる構造であること。
②床面及び内壁の清掃等に水が必要な施設にあっては床面は不浸透性の材質で作られ、排水が良好であること。
内壁は、床面から容易に汚染される高さまで、不浸透性材料で腰張りされていること。
都道府県別の保健所により多少内容が異なるので飲食店をお考えの方は
一度、管轄の保健所へご相談に行かれることをお勧めします。
(提供する商品によっても異なります。)
初回では厚生労働省が定めた基準をもとに間取りや仕様をご提案しております。
オーナー様にはこの図面を保健所へ持参し、改善点を指摘して頂きます。
2、なぜ防水施工なのか
もちろん、衛生的にするためが第一です!!
漏水を気にせず清掃できるのが防水施工の強みです✨
特に、厨房は水を多く使用する場所のため防水でない場合は腐敗したりして、劣化が早まります💦
これが水漏れの原因になる可能性が少なからずあるため対策する必要があります。
3、どんな防水施工があるのか
大きく2つに分けるとドライキッチン・ウエットキッチンがあります!!
・ドライキッチン
塩ビ長尺シートなど(トイレや洗面の床材として使われています。)を使用して
乾燥させた状態を保っている床。軽い水掃除(床拭き)が可能。
〇メリット
比較的安価。乾燥しているため菌の増殖や機器の錆が起きづらい。
×デメリット
多少の水は大丈夫だが、耐性はあまりない。耐用年数が短い。災害に比較的弱い。
※災害とは地震等による床面のズレや亀裂など
☆軽食店(あまり料理を提供しないカフェやバー)向き
・ウエットキッチン
ウレタン防水などの薬剤でしっかりとした防水施工を施し、水を流しながら清掃ができる床。
〇メリット
水漏れを気にせず清掃可能。耐用年数が長め。災害に比較的強い。
※災害とは地震等による床面のズレや亀裂など
×デメリット
高コスト。常に濡れているため滑りやすい且つ、しっかり清掃しないと菌が増殖しやすい。
☆重飲食店(中華料理店、居酒屋)向き
ご依頼の施工は?
今回はウレタン防水で仕上げさせていただきました!!
中央には排水口を設置し、水が流れるようになっています。
床面だけでなく、一部壁にも防水塗装を施すことで剥がれ落ち防止や漏水防止になります♪
ウレタン防水でない壁部分は汚れにくいキッチンパネルを使用し、容易に清掃可能に(^^)
水に強く、熱にも強いキッチンパネルは住宅だけでなく店舗でも大活躍です✨
キッチンパネルは比較的マグネット対応なので、最近流行りのマグネット収納や調理器具が使えます!!
タイルに比べデザイン性や多様性は劣りますが各メーカーから様々なデザインが出ていますので
お好みのものが見つけられるのではないかと思います(*^^*)
お客様の目線が入るところはタイルにする、というのもオシャレですね!!
まとめ
令和3年6月1日より営業許可業種の見直しが行われました。
その影響もあり、店舗のリフォームや移転を考えられている方が多くいらっしゃいます。
新規店舗はもちろん、増築なども対応可能ですのでご相談いただければと思います(^^)
また、次回をお楽しみに!!
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