コンテナハウス・トレーラーハウスで創る自分の理想空間
目次
コンテナハウスは間取りに自由度がない?
そんなことはありません。
コンテナ自体がモジュール化されているため、
複数のコンテナを積み重ねたり並べたりすることができるので
大きさや形などそれぞれの規模や目的に合わせた家づくりをすることができます。
ただ、規格や構造的な条件があるため「制限(ルール)」があることは
他の建築物と変わりありません。
今回はコンテナハウスについてより知っていただこうと思い
建築時にお伝えしている「条件・制限」を記事にしました。
最後までお読みいただけますと幸いです!
その1 「太い柱と梁がある」
コンテナハウスは街中で輸送されているコンテナに似せた建築物です。
いわば「箱」であるため、その箱の状態を維持するための構造部分(柱・梁)は
壊したり・変形させたりすることはできません。
ですが、構造部分以外であれば窓・開口は自由に設置できます!
連結時は2・3面壁がない、なんてことも多々あります。
そう、こんな風に・・・(これは4面壁がありません。)
※縦が「柱」、横が「梁」
設置が1台や一辺のみの連結であれば箱の内側に箱を作るような内装構造のため
あまり気になりませんが、複数台や広い空間を作る際は
構造上柱が室内に出現してしまいます・・・
(写真のように奥へ抜けていると小さな空間でも広く感じることができ、
単体設置でも抜けを一か所でも作れると開放的な室内に感じられます♪)
その2 「サイズが決まっている」
木造であれ、コンクリート造であれ土地に合うように建物の大きさ・形を決めます。
この点はコンテナハウスも同じです。
ですが、他の構造物と異なる点もあります。
木造などは工法により違いはありますがサイズに決まりはありません。
弊社のコンテナハウスの場合、規格サイズ(10ft・20ft・40ft)があります。
(もちろん特注すれば自由度は上がりますがその分コストが発生します。)
この3タイプを組み合わせてご要望に合わせた間取りを作成いたします。
サイズが決まっているので大きさや配置を検討しやすいのですが、
実際にお打ち合わせする中では
「あと少し奥行・幅が取れれば・・・」ということもあります。
そんな時は代案・配置変更などで対応させていただいておりますが
1マス分調整したい、というのが難しいのがコンテナの難点かもしれません。
すべてのご要望を反映するのは難しいかもしれませんが、
施主様の理想を叶えられるようスタッフみんなで試行錯誤いたします。
ぜひ、要望をお聞かせください!!
その3 「天井高は約2400㎜」
一般的な住宅も「天井高2400㎜」です。
標準としては問題ない高さですが、吹き抜け・ロフトを作るには
もう1台もしくは、1/2台を載せて天井高を確保できるご提案をさせていただきます。
その4 「水回りに段差が生じる」
築年数の古いマンションや賃貸マンションでは
トイレ・洗面脱衣室・浴室といった水回り設備のある空間への出入口に
数センチから十数センチの段差があることがあります。
これは室内床下へ給排水の配管スペースを確保するためです。
コンテナハウスの場合、トイレ・脱衣室への出入口はフラット対応ですが
浴室の出入口に関しては段差が生じます。
他の設備は壁から配管を出すことができますが、
ユニットバスの場合、浴室を支える支持脚や
中心部にある排水口用の配管を通すために高さが必要になります。
出来る限り段差をなくしたい場合は床を上げる対応が可能です!
ですが、この方法は同時に天井高が低くなってしまいますので
その点をしっかりとご検討いただけますと幸いです。
コンテナハウスを建てるなら
木造住宅と変わりない内装を施すことができますが、
他の構造物と同様に一定のルールがあります。
今回そのルールについて触れましたがすべてではございません。
土地やご希望の間取りにより対象となるルールが変わってします為です。
ご希望の間取りやご予定地の状況を伺いながらお伝えさせていただきますので
ご興味のある方はお気軽にお問合せいただければと思います(^^)