今ブレイクしているコルゲートパイプを使用したトレーラーハウス



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今ブレイクしているコルゲートパイプを使用したコンテナハウス

コルゲートパイプを用いたコンテナハウス
世界に一つだけの自分だけのコンテナハウスを作りたい!デザインにこだわりたい!モダンな雰囲気も欲しい!そんな方必見の建築素材があります。
それがコルゲートパイプです。

パイプと名が付くくらいなので長く伸びた円形をしており、その強度や耐久性、長い耐用年数なのどから水路や骨材ビン、貯水槽、建築外壁材など、幅広い用途で用いられています。
特徴は薄い銅に波形模様を施した、錆びにくく壊れにくい建材で、最近このコルゲートパイプを使ったコンテナハウスがひそかにブレイクしています。

波形模様の鋼板と聞いて、昔ながらの屋根や外壁に使われているトタンを思い浮かべた方、

似ていますが、少し違います。

コルゲートパイプは建築素材として、すでに数多くの建築物の外壁に用いられており、それらはまとめてコルゲートハウスと呼ばれています。
パイプの特徴を生かした丸いフォルムの建築物で、鋼板を外壁にしているその外観は、スタイリッシュであり近未来的であり、夜間その丸みを帯び鉄に覆われた建物から漏れる明かりは、不思議と暖かみのある非日常を醸し出しており、誰もが胸の高鳴りを覚えるはずです。

コルゲートパイプが建材として選ばれる理由


もちろんデザイン性だけでなく、その強靭さもコルゲートパイプが建材として使われてる理由です。

コルゲートパイプの特徴とも言える波形模様ですが、これは板の強度を上げるためのものです。
例えばダンボールの表面の紙を剥がすと、中に波型に皺を寄せた紙が挟まっていますよね?これによって紙だけで出来ているダンボールはある程度重い荷物を入れても壊れないのです。
そもそもcorrugateは日本語に訳すと「波形をつける、皺を寄せる」という意味ですし、この波形があってこそコルゲートパイプの有用性が語れるわけです。

コルゲートハウスに携わる建築家


現代建築家・遠藤秀平氏は数多くのコルゲート建築を手がけていて、その特徴はコルゲート鋼板を湾曲させて用いたり、螺旋状にしたりと、コルゲートパイプの特徴を生かした造形美は国際的にも高い評価を受けています。

また、コルゲートパイプを世界で初めて建築材料として用いたのは科学者であり、設備設計家の川合健二です。
かの有名な丹下健三設計の旧東京庁舎で設備設計をはじめ、丹下建築の設計を数多く手がけてきた人物で、また、日本で初めて吸収式冷凍機を設計した人物としても知られています。
川合健二が地元である愛知県豊橋市にコルゲートパイプを使った自邸を建設したのは、1966年53歳頃のことです。楕円形に潰したドラム缶を転がしたようなその家は50年以上経った現在でもその存在感は健在です。

驚くべきことにこの川合健二邸には基礎というものがありません。文字通りそのまま地面に転がっているのです。基礎が無い分地震に強いともいえるのですが、50年以上その形を一切変えることなく存在し続けていることは、どんな資料よりも建材としての強靭さの証明になるでしょう。

コルゲートパイプについて言葉では表せない魅力など、ご興味のがある方、詳しく知りたいは是非お問い合わせください。

クレイドルキャビンでは納品後1年間までは保証します。